これ の続きの話。お礼を言うことを心に誓ったので、お礼を言いに行ってきた。で、せっかくなので図々しくもいろいろお話を聴かせていただいた。
英語も全く話せない、人脈も資金もない、周りからも反対の声ばかり、それでも本場ニューヨークに乗り込んだこと。そこから数年間、苦しい生活をしながらも、一度も日本に帰ってくることなく、本場の old school を身体で学んだこと。
そしてなにより、ニューヨークに発ったのが 34 歳のときだったということ。
これを聴いたとき、正直、電撃が疾走った。ニューヨークへ渡るまでは old school な音楽にあまり触れていなかったらしいので、34 歳で、日本でのキャリアを捨てて、新しいことを学びつつ新しいフィールドで勝負かけることを選んだということになる。
この事実を、体現している人から直接伝えていただけたものだから、ぐっと深く刺さった。25 歳の分際でいろいろ考えてるつもりになっていたけれど、だいたいのことはくだらない思考だということを反射的に理解した。勝負どころできちんとキメれる人は、年齢に関わらずきちんとキメてる。
自分もがんばくまつ。
逝きます pic.twitter.com/k96QVVpA2i
— m0t0k1ch1.eth (@m0t0k1ch1) September 21, 2014
…そんなこんなで帰宅して、気になったのでちょっと調べてみたら、やはり 凄まじい経歴 の持ち主だった。。
オールドスクールマンスリーパーティ『Back in da Days』をブルックリンで主催し、数々の HIPHOP レジェンド達との共演を果たす。
って。。そんな方とカジュアルにバーカウンターで並んで座って話していたかと思うと、自分をこの場に引き合わせてくれた要素全てに感謝しかない。今日を忘れないように、合掌。